チェンソーのメンテナンス講習会を行いました。

先日、6月8日に越前市の八ツ杉森林センターにてチェンソーのメンテナンス講習会「林業実践塾」が行われました。

私は、チェンソーの安全な使い方とメンテナンスに関する講師として呼んで頂きました。受講された方は、普段からチェンソーを使われている方ばかりですが、自分で目立てしてもうまく切れないとか、メンテナンスをして普段からベストな状態で使いたいということで参加されていました。

本来は2日間の日程で、1日目はチェンソーの知識など、2日目は実際の伐倒術を学ぶスケジュールでしたが、都合により今回は1日目のみの実施となりました。

午前中は、座学を2時間。正しいエンジンのかけ方から、安全装備の重要性、お手入れ(掃除)の方法、フィルター類の交換方法などをご紹介しました。

防護ズボンの義務化もあり、安全装備のアイテムへの注目度はとても高く、皆さん手に取りながら質問されていました。

午後からは、皆さん1番関心の高い目立の方法について学んで頂きました。ソーチェンが木を切る仕組みから、なぜ切れやむのか、丸ヤスリでどのように研磨すれば切れ味が復活するのか、実際に受講された方のチェンソーを使って目立を行いました。

自分のチェンソーがなぜ切れなかったのか、その原因をソーチェンの模型を使いながら詳しく解説すると、皆さん納得されていました。

普段からお店でも使い方やメンテナンスをお客様にレクチャーしています。しかし、今回の講習会のように4時間以上の時間をたっぷり使って学んで頂くことはなかなか難しいので、詳しく学んでみたいという方は、是非講習会に参加してみてください。また来年も開催を予定しています。