ハスクバーナ・オートモアに関するQ&A

ハスクバーナ・オートモアのある暮らし

最近、オートモアの注目が高まり、ハスクバーナブランドショップ丹南福井では、お問合せをいただくことがとても増えてきました。

今までお庭の芝生というと憧れるけど管理が大変で諦めたり、人工芝を選択したりする方が多かったのではないでしょうか?しかしこれからは、ロボット芝刈機オートモアの普及でそんな天然芝のある生活もより身近になってくるのではと感じています。

今回はそんなオートモアに関する情報をQ&A形式で解説してみたいと思います。

ハスクバーナオートモアとは?

オートモアはスウェーデンに本社があるハスクバーナ社が1995年に開発したロボット芝刈機です。全世界で累計200万台以上の実績があります。日本には2015年頃から販売が始まり、年々その販売数は増加し続けております。

オートモアを導入することでのメリットは?

実際に導入した方の感想をもとにオートモア入れてよかったと感じていることをご紹介します。

芝刈り、集草不要

芝生管理で1番大変で、重要な芝刈作業が完全自動化できることです。その次に大変な集草作業も刈り屑が小さく分解されてしまうため必要なくなります。

美しい緑の絨毯

稼働スケジュールを小まめに設定してあげることで芝丈を常に一定の長さを保ってくれ、芝生の密度も段々と高くなって行きます。

蘇る芝生

芝刈りを怠り、雑草に侵された芝生を蘇えらせることができます。雑草の成長スピードより刈取スピードが勝るため、雑草が成長出来なくなり次第に絶えていきます。

熱中症対策

近年異常気象のせいか、夏場の猛烈な暑さがとまりません。炎天下で芝刈りをすれば熱中症になる危険もあります。オートモアに任せておきましょう。

芝刈りからの開放

芝生は品種にもよりますが、基本的に5月から10月は成長します。そのなかでも真夏の時期は日照時間も長く1番の成長期となります。

そんな暑い中毎週末に芝刈りに時間を取られ家族サービスや自分の時間も疎かになりかねません。是非ともオートモアに任せておきましょう。

どんな原理で動いているの?

お庭の外側に一筆書きで専用のワイヤーを設置して、そのワイヤーにパルス信号を流すことで、オートモアがお庭の形を認識しながら芝刈りを行ってくれます。充電が少なくなればガイドワイヤーというワイヤーをたどり自ら充電ステーションに帰還します。

費用はどのくらいかかるの?

費用については本体代に加えて設置キットが必要になります。よくわからないし不安。ワイヤーを地下に埋設したい。という場合にはタニグチ商会にお任せください。

タニグチ商会へ設置をご依頼いただいた場合

オートモア設置+ワイヤー地下埋設

本体代14万円~

ワイヤー埋設工事700/m

ワイヤー130円/m~

※別途諸経費がかかります

お客様にて設置される場合

オートモア設置+ワイヤーペグ打ち

本体代14万円~

設置キット22,000円~

消耗品の費用について

ナイフ 310円~

タイヤ 5,670円~

バッテリー 26,000円~

耐用年数は?

7年から8年といったところかと思いますが、きちんとメンテナンスを行えばそれ以上は使って頂けると思います。

機種によってなにが違うの?

大きく分けて家庭モデルとプロモデルとがあり、家庭モデルは600㎡まで、プロモデルは最高で5000㎡までの芝生管理が可能です。また、プロモデルはGPS機能搭載で複雑なお庭でも刈りムラなく管理することができます。

自分でワイヤーは設置できる?

もちろん可能です。ワイヤー設置は地表に留める「ペグ打ち」と地中に埋設する「埋設」とがあります。ペグ打ちはお客様ご自身で簡単に行っていただけます。しかし、ワイヤーの劣化を遅らせ長持ちさせる理由で、かなり労力が要りますが埋設をお勧めしています。タニグチ商会では専用の埋設機で作業を代行サービスも行っております。

 

動作環境について

雨や台風でも大丈夫?

雨は全く問題ありません。特に最新のモデル305についてはIPX5の高い防水性能があります。しかし、防風によってひっくり返えったり飛散物により損傷したりする危険もあるので台風が来ている時には片付けることをお勧めします。また、強風が吹いた後に落ちている枝などの障害物がお庭に落ちている場合には撤去してください。

水はけが悪く水たまりができる庭でも動く?

水たまりやぬかるみができる場所ではタイヤがスタックしてしまいます。あらかじめそのような場所がわかっていればワイヤーで囲んでオートモアが侵入しないようにするか、土壌改良を行うことをお勧めします。

木や花壇があっても大丈夫?

大丈夫です。アイランドという方法で木や花壇をワイヤーで囲ってしまうことでオートモアが衝突しなくなります。

芝生を刈る長さは変更できる?

専用のダイヤルにて簡単に調整ができます。プロモデルはモーター式電動制御で行います。調整幅は機種にもよりますが大体のモデルが20ミリ~60ミリです。

落ち葉や木の実、枝などが落ちていても大丈夫?

可能な限り取り除いてください。特に強風が吹いた後などには注意してください。山になった落ち葉に乗り上げたり、枝を巻き込み本体刈込部を痛める可能性があります。

夜間は止めておきたいが可能?

もちろん可能です。タイマー設定で稼働させたい時間に調整ができます。また、一日の中で朝と夜など、2つの時間帯に分けて設定もできます。

隣の家が近いですが動作音は大きい?

とっても静かです。オートモアの動作音は58~62㏈程度と、とても静かです。例えるとエアコンの室外機程の音です。

庭の方に野外用のコンセントがなくても設置できる?

可能です。別売りで10m、20mの電源ケーブルがあるので、建物外部電源からステーションまでの距離がその長さに納まれば設置可能です。また、どうしても電源が取れない場合には特注でソーラー電源を設置して頂くことも出来ます。

オートモア設置後、庭に草木を植えたい場合はどうすればいい?

新たに草木を植える箇所の周囲にワイヤーを敷設すればオートモアに衝突したり踏み付けたりする心配が無くなります。増設したワイヤーは既存の境界ワイヤーと繋ぎ直してください。

 

安全性とメンテナンス・保障について

旅行先でもAutomowerの状態を確認することはできる?

主にプロモデルにはなりますが、オートモアコネクトという機能を使えば、状態の確認や遠隔操作ができます。家庭用モデルでもオプションで取り付けられます。(105は不可)

今動いているのか、充電しているのか、稼働スケジュールの変更、刈高調整、盗難による持ち出しの追跡、など便利で安心な機能です。

庭で子供やペットが遊んでいても大丈夫?

もちろん問題ありません。刈刃はオートモアの腹下の中心深くにあるため、誤ってお子様やペットが刈刃でケガをする危険は低く、フリー刃機構のため回転刃による飛び石も殆どありません。

日々のメンテナンスは必要?

1週間に一度ブレードディスク周辺に刈クズが溜まっていないか点検してください。ブレードは稼働状況により1か月~3か月に1度の交換が必要です。

突然止まってしまった。すぐサポートはしてくれる?

まずはお電話やメールにて状況をお聞きします。こちらから対処法をお伝えしますが、それでも改善しない場合や原因不明な場合には調査に伺います。

バッテリーの寿命はどのくらいですか?

使用状況によりますが、通常3年から4年と言われています。

刃の寿命と交換時期は?

ブレードは稼働状況により1か月~3か月に1度の交換が必要です。

機器の保証内容は?

メーカー保証は購入日より2年間です。ただし、本体取扱説明書に記載された使用方法通りに正しく使用された場合に限ります。また、タイヤやバッテリーなどの消耗品や、ワイヤーの断線は保証対象外となります。

故障した場合どうしたらいいの?

故障した場合には弊社までお申し付けください。専用の診断ツールを使用し、正確丁寧に故障診断と修理を行います。お気軽にお問合せください。